不便益

昨日、久しぶりの講演会に行ってきた。

キングコングの西野亮廣さんの講演会だ。

芸人としてももちろんだが、ビジネスマンとしての西野さんが特に好きだ。

常に挑戦している姿に感化された人はたくさんいると思う。

エンタメで『ディズニーを抜く』と公言し、次回作の映画、旅客機のホテル建設、そして街をつくったりと常に話題に飽きない。

何より西野さん自身が何事にも楽しんでいるのが、伝播していくのだろう。

酒を飲みすぎて、ベロンベロンになるような一面もちょっとした隙があって西野さんへの親近感を高めるのだろう。

講演会で一番印象に残ったのは『不便益』という言葉。

簡単に説明すると、不便があるところに人間同士のコミュニケーションが生まれ、そのコミュニケーションがこれから利益になるということだ。

ネットがない時代は、コミュニケーションを取り、情報を交換をしていた。

しかし、ネットが普及してからは情報が一般化して誰かに聞かなくても、検索すれば解決する。

ある程度の高クオリティのものが誰でも作れるようになった。

人を介したコミュニケーションの数が大幅に減った。

そんな中で物理的なコミュニケーションを生むには『不便の創出』である、と。

またここから先の時代は、特に顧客からファンへ転換させることも重要と西野さんは言っていた。

ファンをつくるために、コストを投資しているかなど、ファンづくりに成功している事例を紹介しつつ話が進んだ。

全来場者層にも分かりやすいように話を噛み砕きながら、マーケティングの用語なども使わずに完遂。

興味がある人は講演会へ是非。

西野さんの本で、『ゴミ人間』は涙なしには読めない。

かなり生々しい出来事が書いてある。

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西野さんはハンサムと自称しているが、実物はもっとハンサムだ!w